今月の出来事2007
 今回は、土曜日に行った練習試合のことについて書いてみます。昭和U−12と練習試合を
やらせて頂きました。雨の中、最初のうちはピッチ状況も悪くなかったが、雨が降り続けるに
つれて、水たまりもできだし、思ったぷれーができなかったように思います。
 雨の日に練習・試合をすることがめったにないので、選手たちにはよい経験になったでしょ
う??? 
 雨のせいか?もともとそうなのか?は不明であるが、モチベーションが低かったように感じ
たのは私だけでしょうか?モチベーションが低くても、私は必要以上に上げません。何のため
に練習試合をしているのか?それだけを伝え、あとは選手におまかせしてます。それで勝とう
が負けようが、選手が行ったことなので、それでよければ、よしとしています。いい加減にみえ
ると思いますが、これが西村のスタンスです。
 監督は、全日に向けて勝たせてあげたいという思いから、一生懸命に指導をしているが、当
の選手たちは、あまりそのことを感じてない気がします。
 試合内容はともかく、試合中選手たちのプレーを観てみても、楽しそうにやっていない。サッ
カーを楽しめていないように感じます。一生懸命やっているだけで、なんだかつらそうです。
 指導者・選手が同じ目標を持ってやっていかないといけないと思うし、再度選手たちにどうし
たいのか?確認が必要と思います。
 練習試合を観て、改善点は見えてきましたが、選手たちがその気がないのに、全日目指し
てトレーニングしたところであまり、変化は見られないでしょう。選手たちがやる気を見せてなん
ぼなので、いくら指導者が必死になっても、選手たちの負担になるだけなので、自由にやらせ
た方が、よい結果がでるのではと思います。何だか批判的な文章になってしまったが、短くま
とめたら、選手たちと一体感を持ってやってきかないとけないということです
 

4月掲載−@

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 土・日曜と練習試合お疲れ様でした。特に5・6年生は、土曜日の雨でのゲーム、
日曜の午前トレーニング&午後3チームとのゲームと非常にハードスケジュールで
あったと思います。
 ゲームの中で、運動量を求めましたが、午前中のトレーニングで6年生は走りす
ぎたせいで、アプローチをかけるどころではなかったです。ちょいと走らせすぎた
と反省しました。
 体力的にしんどい中で、よく頑張ったと思います。もっと足が止まると思っていま
したので、選手たちには頭が下がります。
 その中で感じたことは、シュートをたくさん打つことができなかった。さかのぼると
相手ゴール前まで、ボールを運ぶことができなかった。ボールを受ける側の選手の
動き出し、ボールを受ける位置が悪かった。ゴールを意識したボール運びのイメー
ジが足りなかったし、根本的にパスの精度が悪すぎた。午前中にキックをテーマに
トレーニングをしたが、すぐに午後のゲームで改善するのは難しい。引き続きキック・
パス&コントロールのトレーニングを入れていこうと思います。疲労が蓄積した中で
のゲームであったので、もう少し様子を見る必要もあるようです。
 4月15日は、全日の抽選会です。今大会は、去年と違い、決勝トーナメントがベス
ト8からのスタートとなります。
言い換えると、予選グループの1位しか決勝トーナメントに進めないわけです。なん
ときびしい現実でしょう!!朝日杯のシードチームといえども油断は禁物、悪くても
引き分けでないと、後で得失点差で決勝トーナメントに進めないなんてことが起こっ
てしまうのです。こわいですね〜! おそろしいですね〜!(淀川長治調)。
 どこのチームも全日だけは狙っているので大ドンデン返しが起こることが予想され
ます。だから観ていて面白いところではあるが、どのチームも県代表目指してトレー
ニングを頑張ってください。

4月掲載−A

 4月21日に、東小の授業参観がありましたので、3年ぶりに選手たちの学校生活をの
ぞきに行きました。西小も参観日であったが、同日午前中に2校おじゃまするのは難し
いので、また機会がありましたら、行かせて頂きます。
 1・2年生の部員はいないので、3〜6年までの教室をラウンドしました。選手たちは、ま
さか学校まで、西村が観に来るとは思っていなかったので、授業中にもかかわらず、私
の方をずっと観ていたり、「ウォ〜コーチが来ている!!」と叫ぶ者もおり、授業中くらい
しっかり前向いて、先生の話を聴けよと思いました。
 各クラスを回ってみて、やっぱりトレーニングの時と変わらず、人の話を聞いていなか
ったり、あくびしている者、勉強している振りをしている者がおりました。残念じゃ!!逆
に、学校では、まじめにお勉強している者、落ち着いて、人の話を聴いている者もおり、
色々な選手の一面が観えてよかったです。
 みんな、小学生だった西村に比べれば、上出来ではないかと思います。授業参観日
に家に帰ると、角を生やした鬼婆(母)が待ち構えており、説教部屋へと連れて行かれ
たことを思います。今時こんなことは、どの家庭にもないとは思いますが・・・。
まあ何より、選手たちも観に来たことに対して、喜んでくれていたようでしたので??よ
かったんではないかと思いますし、悪人面なので不審者扱いされて追い出されてしまう
のではと思いましたが、先生方も広い心を持って西村に接してくださったので、助かりま
した。
 

4月掲載−B

 県スポ少大会・全日予選お疲れさまでした。残念ながら春野FCは、全日の予選を突破する
ことはできませんでした。予選グループのシードチームでも、予選で落ちてしまうということもあ
り、やはり、全日には魔物が住んでいると感じました。
 約3ヶ月、監督が指揮を執り、トレーニング・大会に臨み、私自身がものすごく残念に思った
ことが1つだけあります。それは、技術ではなくチームワークがこのチームには足りなかったこ
とです。そこそこの能力技術はあるが、思いや気持ちが1つになっていなかった。まとめ役のキ
ャプテンにリーダーシップを執る能力・気持ちが足りなかったし、周りの者がそれに気づき、何
とかしなければという危機感が感じられなかったことが原因であると感じました。
 全日で勝ち残ることの意味・苦労があまり選手たちに理解されないまま進めてしまったことも
1要因である。
 先週6年生に、チームをまとめるとしたら、自分は何ができますか?と質問をぶつけてみました。
案の定、すぐに答えれる選手はいませんでした。真にもって寂しいことです。やはり、誰かまかせ
であり、おんぶに抱っこちゃん人形でした。彼ら自身の意識が変わらない限り、半年後もそれほ
ど成長することはないでしょう。もし、意識が変わった時は、RKC杯はねらえるような気がします。
 今回は、叱咤激励の意を込めて書かせて頂きました。

5月掲載−@

 最近、チームのトレーニング、県トレセン・支部トレセンのトレーニング、全日等大会設営&運営で
忙しく家に帰っても、すぐ風呂に入って寝てしまうことがほとんどで、なかなかHPの更新まで手が届
きませんでした。
 無事全日も済み、ひと段落と思いきや、県トレセンの指導案作成・主となって指導することや、埼
玉国際のトレーニングへの参加・同行、県トレスタッフ研修会の指導実践をするので、その指導案
作り、GKプロジェクトへの参加・さわやか杯での指揮を執る等、やることが山積みで、何から片付け
てよいのか?分けがわからない状態です。
 全日決勝では、記録委員を任されて大変でした。ゴールキック・コーナーキック・フリーキック等の
回数、誰からパスが出で誰がシュートをしたのかチェックしないといけないので、ゆっくりゲームを観
ることができなくて残念でした。
 雨の中でのゲームでありましたが、両チームともよいパフォーマンスを見せてくれたと思います。
高知南FCが全国で活躍してくれることを祈っています。県の代表として頑張ってください。
 今週末から、さわやか杯が宿毛で始まりますが、我がチームは私がこのように忙しいため、トレー
ニングをする時間が取れていない状況で、練習試合もあまり組めなかった。思ったようなパフォーマ
ンスを出すことができるか?不安なところはありますが、ぶっつけ本番で選手と一丸となって頑張り
たいと思いますので、応援よろしく!!

6月掲載−@

久しぶりに更新しますが、皆さんお元気でしょうか?最近、湿気と暑さで体調を崩しておりますが、
なんとかやっています。
 さわやか杯は、残念ながらベスト16でしたが、指導者・選手にとってよい経験になりました。負け
ことを真摯に受け止め、彼らに何が足りないかもよくわかりましたし、選手自身も負けたことで、トレ
ーニングがいかに大事か?わかったようです。彼らが涙する姿を初めて見ました。なぜ試合に負け
涙が出るのかの意味も感じたのではないでしょうか。次の段階は、負けて悔しいけど、自分たちの
力を出し切ったと胸が張れるくらいに、もっていけたらと思っています。できれば勝ちたいけどね。
しかし、勝負ごとなので勝つこともあれば、負けることもある。必要以上に負けさえしなければ別に
後は、ピッチ上では選手に任せているので、構わないと私一個人は考えています。
 話は変わりますが、埼玉国際選抜チームのトレーニング・支部トレセン・県トレセントレーニング・
四国GKプロジェクトスタッフ研修と、この2週間めちゃくちゃ忙しかった。おかげさまで、体重は落ち
ましたが、体調まで崩してしまい、死にそうです。ですが、そんな姿を選手たちにさらすことはできな
いので、我慢していますが・・・・・。入院したときは、皆さん見舞いに来てください。
 このように、チーム指導以外に忙しく、自チームには迷惑をおかけしております。しかし、西村の
指導者としての技量が上がらなければ、選手たちはスキルアップは計れません。うまい選手は自
分で日ごろ努力するので、ある程度伸びますが、やはりある程度で終わってしまう。ここからは、
指導者が、その選手の足りない部分を見極めて、アドバイス&トレーニングの提示が必要である。
 指導者が、しっかり選手の1人1人の問題点を押さえ、改善させるトレーニングプランが立てれる
かにあると思う。やはり上級指導者は、それらがしっかり観えているし、できるだけその場のトレー
ニングで改善させることができる。改善に必要なトレーニングの引き出しをたくさん持っている。私
の言っていることが、よくわからない方は、ぜひ指導者講習会に参加してみてはどうでしょうか?
6月掲載−A
 6月30日〜7月1日の県トレセンスタッフ研修会・7月7日〜8日の4種指導者講習会に参加して
来ました。参加された皆さんお疲れ様でした。両会とも雨にたたられずよかったと言いたいところ
ですが、非常に暑く、実技では死にかかってしまいました。私は、若い部類に入りますが、普段
からトレーニングをしていないので、体にキレが無く散々でした。
 4種指導者講習会は、県フットサル大会とだぶってしまい、参加される指導者が少なかったよう
に思います。その中でも、鴨田FCの指導者は、監督始め10名程参加され、学ぼうという意欲が
感じられました。すばらしい!!
 両会ともに、今後日本が世界でどう戦っていくか?2006ワールドカップのゲーム分析の結果
ボールと人が動く連動性のあるサッカーを目指す。日本人の特徴を活かした戦いをする。その中
で、観ておく&観るタイミング・動き出しのタイミング・ダイレクトプレーの必要性・ギャップの共有
等が挙げられた。トレーニング内容は、JFAアカデミーの落し込みを行いました。常に動きながら
の技術が求められ、運動量・集中力が必要なトレーニングばかりで、なかなかハードワークです。
後ろからのダイナミックな動き(フリーラン)が必要で、かなりトレーニングを積んでないと続けられ
ません。参りました。今行われているアジアカップやU-20ワールドカップで日本代表が行っている
ことを少年期から身につけてほしいという意図があります。非常に難しいトレーニングばかりなので
そのままの内容で行っても、高知県レベルではうまくいかないと思うので、自分のチームでもでき
るレベルまで落としてやってみてはどうでしょうか?今回参加したチームとしなかったチームの差が
どう秋の大会で現れるかが楽しみです。 

7月掲載−@

 空梅雨で、早浦ダムの水も枯れそうで恵みの雨と思ったら、台風4号の影響でアホみたいに雨が
降り、高知の天気は加減を知らない。
 そんな中で、7月14日(土)〜16日(月)までU-12四国トレセンキャンプを行い、西村も参加して来
ました。初日は、台風4号が接近による大雨で、スタッフのシュミレーションだけを体育館で行い、2日
目から、選手が参加する形になりました。
 体育館でのシュミレーションは、床が台風による湿気のために滑り、西村中心にコケまくりました。
存在自体もコケていたかも知れません。2時間と限られた中でやりましたが、それでもハードワークで
ありました。
 今回のテーマの土台として、持久力に働きかけ、観ることや技術が動きながら発揮できる。なので
どのトレーニングメニューも動き(ダイナミックな動き)があるものであった。
 2日目は朝から日が出で暑かった。最初のトレーニングから、高知の選手が1人消え2人消え、最終
的には、6名ダウンしてしまった。本山コーチが、「この子達は、高知の暑さに慣れていないもので」と
笑いをとっていました。地元の人間が暑さに慣れていないわけがない!しかし、1週間くらい雨が続い
たので、本当に慣れていなかったかも知れませんね。
 2日目午後のトレーニングは、西村が主のコーチをしましたが、慌ててしまい、オーガナイズを間違え
て伝えてしまったり、デモで失敗してしまったりと散々でありました。
 Aチームの生活担当も任されましたが、初めてのことで注意すべきところで、見落として注意できな
かったり、他のコーチから指摘を受け、凹んでしまいました。
 3日目の朝は、選手たちを散歩に誘ったら3名しか来てくれませんでしたが、それは個人の自由なの
で構いませんが、散歩しながらいろんな話をして楽しかったです。
 私自身が子どもなもので、選手たちが「同じにおいがする」と言い、しょっちゅう近づいて来ては、私
にチョッカイを出す。不思議と子どもたちはそんなところも感じるんだなと思いました。
 話が長くなりそうなので、また続きを書くことにしましょう。

7月掲載−A

 前回の続きを書こうと思いましたが、日が経ちすぎて何を書こうか?忘れてしまったので、
埼玉国際ジュニアサッカー大会に参加してきましたので、そのことについて書こうと思います。
 7月25日〜29日まで大会に参加しました。今回は、トレーニングに参加することが1回しか
できなかったので、アシスタント兼カメラマンとして同行しました。
 全国レベルがどのようなものか確認し、トレセン活動やチームトレーニングの参考にする
目的で参加させて頂きました。
 メキシコ・埼玉・山梨・富山・ハワイ・ニュージーランドと対戦しました。結果は1勝1分け4敗
の結果でした。うちPK2回と決定力不足というかアタッキングサードまでボールを運ぶことが
あまりできなかったし、ボールは動くが人が動かないため、ゴール前に仲間が少なく1対2
2対4〜5の場面が多く決定的な機会を演出することが難しかった。仲間がボールを奪った
時にどのように攻撃に参加することが有効であるか?イメージ自体が乏しいように見受け
られました。暑いからサボっているとの意見がありましたが、私が観る限りでは、日ごろの
トレーニングの中でこのようなことがなされていないことが原因と考えます。
 トレーニングの中で、動き方をマニュアル的に教えていると、日ごろから一緒にトレーニング
していない者同士だと、攻撃のイメージが個々ばらばらのため、なかなか相手を崩すことがで
きません。動き方自体を教えるより、どうしたらその状況が自分たちに有利になるかシンクロし
ながらトレーニングをしたほうが、時間はかかるかもしれないが、このような場合でも対応でき
るのではないか?感じました。

7月掲載-@

 最近すっかり出来事を書くことが億劫になってしまい、ネタはそこそこあるけどほったらかし
状態でした。すみません。
 ずいぶん前のことになりますが、宿毛市長杯に参加したので、その時のことを書くことにし
ましょう。
 今回は、5年生13名で参加しました。暑い盛りに1学年上の大会にギリギリの人数で参加
するなんて、西村は頭が狂ってると思われるかも知れません。今回の目的は、どうしてもこ
の時期は、6年がメインの大会が多いため、5年生の意識が低下する時期です。この時期に
5年生に力を入れなくても、もう3〜4ヶ月もしたら、新チームを立ち上げれるので、そんなに焦
らなくてもよいのではと思われることでしょう。
 別に焦っている分けではありませんが、全国ではこの時期から5年生を動かしてチーム作り
を行っているので、試しにやってみることにしたのと、この学年がどこまで6年生と張り合える
かも観てみたかったからです。
 初日は、台風6号が宮崎に上陸したため、中止となってしまいました。せっかく自分も保護者
も休みを取っていたし、宿も押さえていたので、思い切って前のりすることにしました。
 ある選手は、知恵熱か遊び疲れによる熱か分かりませんが、Fever(+)になってしまい、行け
るかどうか微妙でした。心強いナースがいるので、本人に決めさせることにしました。「明日の
試合に病み上がりの選手を出すことはできないがそれでも行くか?」本人に聴くと、「試合に出
れなくても行く」と即答でした。保護者も本人に任せるとのことでしたので、宿毛に向けて出発し
ました。
 この晩のメインはやはり飲み会でありました。私自身が飲むのが好きなもので・・・・。今回は
2泊3日でしたので、当然2日目の晩も飲み会。イッコウも「もう どんだけ〜!!」と言うはずで
す。朝も散歩したりして、調子こいて中村駅の噴水を飛び越えようとして、そのまま、ポチャンし
てしまいました。恥ずかしいのと無念な思い出を中村の中心で作っちまった。宿題の絵日記が
あったら、誰かに書かれそうなネタでした。「今日は、お馬鹿な西村コーチが、朝から噴水に落
ちました。とても観ていて面白かったです。けど、将来こんな大人にはなってはいけないと、強く
胸に誓ったのでした。」なんて・・・・。
 本題に戻りますが、予選ではなかなか勝つことはできませんでした。それでも今までやってき
たことが、6年生相手でもそこそこ通用することが確認できました。全部で5試合こなしましたが、
今まで課題であった、攻撃の改善ができたと思います。また、新たな課題を見つけることもでき
有意義な大会であった。久しぶりに熱い西村節を聞き選手たちは驚いていたようでした。最近
は試合前に熱くなることはありませんでしたが、今回は戦う気持ちを注入してみました。
 熱を出した選手の話の続きでありますが、残念ながら3日間熱が下がらなかったため、試合に
出ることはできませんでした。今考えると、熱があるのにコートのテントにいては、下がるものも下
がるわけねえだろ〜。今回は優秀なナースがサポートしてくれたことと、保護者に了解がえられた
ので行ったまでです。
 しかし試合をしている選手たちに一生懸命声をかけていた彼のことが、非常に印象に残ってい
ます。今の自分にできることを自然にこなしている姿をみると、すばらしいと思うし、サッカーの技
術以外に成長が見れて、西村はうれしかったです。

8月掲載−@

 みなさまお久しぶりです。ここ10日ほど不明熱に侵され、トレーニングには何とか参加して
いましたが、筋肉と関節に痛みが走り、デモが見せれませんでした。一人テントに入り、まる
で水泳授業を欠席している見学児童のようにさびしく座っていました。
 先週土曜日は、4年生以下を2時間観らせてもらいました。本当に久しぶりに観たので新
鮮でありました。けど彼らの問題点がつかめていないため、ゲーム中心に行い、気がついた
ところについてドリルを入れることにしました。
 改善と言っても、鬼ごっこを15分くらいしただけで、他はゲームをやり続けました。この年
代は、多くのことを短時間で獲得さえることは難しいので、1つ意識を変えるようなことを入
れるでけで充分であると思います。
 意識は多少変わったが、イメージが弱かったので、後はシンクロと短いフリーズを入れまし
た。あまり関わる機会がすくなかったので、問いかけても返って来る反応が、衛星回線を使っ
ていない海外からの現場中継のように遅かった。病気の西村にはこれが一番堪えました。
病人をあまり立たせないでくれ!!
 話は変わりますが、8月18・19日に県トレ合宿を行いました。この合宿時のトレーニング
指導案を3コマ作成するように、ビリーコーチから命令があり、前日の晩からPCに向かい作
りましたが、集合時間に間に合わず、横浜SSの選手からブーイングをくらいました。遅刻ぶっ
こいてすみません。
 テーマは、観ることを中心に自陣から相手のゴール前までボールを運びフィニッシュであり
ました。
 3コマ主となり指導を行いましたが、オーガナイズを間違えてしまったり、フリーズするタイミ
ングが悪かったり、反省点があり、晩に赤ペン先生から添削を受け勉強になりました。
 西村と晩を共にすると言えば、恒例の怖い話です。今回も話をしましたが、委員長に「あまり
子どもたちにチョッカイを出すな。ほっとけ!!」とお叱りを受けました。こんな幼い西村をお許し
ください。「またトレセンマッチデーの時でも話をして」と言うが、残念!!西村欠席のため、い
つになるか不明ですが、また今度。
 帰りの車は、横浜SSの選手と一緒でなかなか楽しかったです。「おっさんおっさん」と言いまく
られたり、心まで折られそうな厳しいお言葉を頂きました。勝手に携帯メールやシャメを見だし
て、見てはならぬわたしのオカンのシャメを彼らは見ちまったのさ。あの時が一番ウケていま
したが人の親見て爆笑するとは、なかなかのチャレンジャーです。何につけてもチャレンジする
心を持つ横浜少年恐るべし。さすがにちょっぴり凹みましたが・・・・・・。

9月掲載-@

9月掲載-A

 9月に入りましたが、まだ暑い日が日中続いています。水分や休憩をこまめにとって熱中症に
ならないよう気を付けてください。命あってのサッカーなので。
 先週は香南市長杯に5年生が参加しました。結果を先に言うと3位入賞とまずまずの結果であ
ったと思います。
 高知南FCと準決勝で対戦し、まずまず互角のゲームができたと思います。残念なことに決定的
な場面に決められなかったこと、大事な場面でミスを犯し失点してしまったことです。シッポはつか
んだがそこから先に行かないのが悔しいですが、大事なことは、彼らが悔しかったかどうかで、私
1人が悔しがったところで、改善は見られません。強いハートを持ってトレーニングに励んで頂きた
いと思います。
 大会を振り返って感じたことは、スペクタクルなサッカーができなかったことである。もっと大胆な
プレーが観たかったですが、ゲーム中での改善をしたかったので、小言をいくつか言わせてもらっ
たので、大胆さ、個性が出にくいのが当たり前ですね。どうしてもゲーム中、感じてもらいたい所
があったので、これはトレーニングで伝えることは可能だが、イメージが弱いと思いシンクロを行い
ました。久しぶりに声を掛けたので、選手たちもびっくりしていたようです。
 彼らの攻撃でハラハラ・ドキドキさせるような期待感がないのが残念です。自分たちのコーナー
キックやフリーキックの時に得点できそうな予感が一つもない。振り返ってみても、セットプレーか
らの得点が少ないです。これは改善する必要があります。
 逆にディフェンシブサードで相手選手が仕掛けて来たときは、決められるのではないかとハラハラ
ドキドキします。なんか悲しいです。保護者の応援を聴いていても、「決めないで〜!!やめて〜!
!きゃ〜あ!!」と2時間ドラマの殺人シーンのような言葉が飛び交う。片平なぎさとその一味でい
っぱいでございます。
 1日目の晩に懇親会があり、参加しない予定でしたが、仲の良い指導者からお誘いを受けたので
久しぶりに参加しました。大会の懇親会に参加したのは、本当に1〜2年ぶりです。
 トレセン活動をしているので研修会の晩に飲むことはありますが、気心が知れているので構わな
いが、私はこう見えて人見知りをするので、あまり知らない人とお酒を飲むのは好きではありません。
懇親会に行っても1時間経たないうちに帰ってしまうことがざらです。今回は知り合いもいましたので、
楽しかったです。
 話は変わりますが、最近サイトを見てくれる方が増えてきているようです。たまに「見らせてもらって
います」と声を掛けてくださる方もおり、うれしく思います。隠れてこそこそやってたつもりが・・・・。
 出来事では、私が思ったこと、感じたことを主観的に書かせて頂いていますので、一般論ではござ
いません。西村ワールドに染まらぬよう注意して見てください。

 だいぶ朝晩が涼しくなって秋を感じるようになりました。日中はまだ30度を超える日があるので注意
が必要です。
 今回は中学校の運動会に参加して来たので、その時のことについて書くことにしましょう。参加のき
っかけは、部活対抗のリレーがあり、それに地元サッカーチームも参加するので、走ってほしいと依頼
がありました。午後から支部トレセンがありましたが、前日の雨で町民Gが使用できないため中止となり
じっくり他の種目も観る事が出来ました。
 教え子たちが多くいるので、「コーチ本当に走るの?」と声を掛けられました。「足さえついていれば、
走ることぐらいはできるわい!!」と言い返しました。歳をとると、ついついひがみっぽい言葉が出てしま
う。悲しいことです。
 中坊ごときに負けるわけにいかないと思い、1週間ほどお酒は控えていました。全盛期に比べウェイト
オーバーで、走り自体が重かったため我慢しました。
 それでも、半周200m走りましたが、全盛期のような伸びがない。昔の良いイメージばかり残っていて
実際の走りはいまいち。人間という動物は、過去の栄光についついしがみついてしまうものだと、つくづく
思いました。歳はとりたくないですね。
 応援合戦を観らせてもらいましたが、これも時代の流れなのか?応援自体に覇気がなかったし、笑い
を取ったり、何か一昔前の応援合戦とは違うと感じました。気迫が感じられないところが非常に残念でし
た。やっている中学生自身は、一生懸命やっていたと思うが、感じ方人それぞれという事でしょう。その
ような流れなので、これが当たり前になってしまっているのでしょう。
サッカーも一緒で、その環境に慣れしまうと、それが当たり前になってしまうこと。大事なことは、その環
境が選手たちにとって良い環境であるか?ということです。良い環境をつくるのは、保護者の支援と私た
ち指導者の力量が必要です。県下に43そこらしかチームがないため、ほとんど地元のチームで活動する
選手が多いと思います。子育て同様、子どもはチームを選ぶことが難しいので、常に良い環境づくりをす
るために、私たち指導者が日々スキルアップすることが、求められます。
 何かおっさんくさい話になってすみません。(見た目たがおっさんなのでかまわないか?)

9月掲載-B

 10月に入ってやっと涼しくなったなと思ったら先週の3連休は暑かったりと体調管理が
大変でした。
 選手たちの中でも、季節の変わり目のせいか?恋の季節でフラれたせいか?分かりま
せんが、体調を崩す者が多いような気がします。今週末からRKC杯の予選が始まります
ので気をつけましょう。
 7日の県トレセンのことについて話すことにしましょう。午前中は自チームのトレーニング
をして、午後から県トレセンのトレーニングに参加しました。午前中、メッシになりきってミ
ニゲームを楽しんでいました。頑張りすぎたせいか、県トレセンの時には、すでに出来上
がってしまった。チョイと自分のモチベーションが低くて、選手にはご迷惑をお掛けしました。
 指導案は、山本コーチが作成したものを行いました。記憶力の悪い私は、オーガナイズ
を忘れてしまい、浮き球のコントロールを入れるのを忘れてしまいました。結構、西村は
忘れやすいので、アドリブ入れることが多々ありますが、適当にやっているわけではあり
ません。一応、その場の問題点、現象を観てやらせて頂いているのでご安心を。ただ、
効果的に改善されているか?とまで突っ込まれると、今回は改善がうまくいきませんでした。
私の受け持った選手たち自体のモチベーションをうまく上げることができなかったことと
効果的なシンクロが入れられなかったことにより、イメージが湧かない・膨らまなかったこと
が原因と感じました。
 DF役で入っても、あまりコントロール、スタートするタイミングが改善しなかったのは残念だ。
8人で1グループだったので、ハードワークにはなったが、ただ急いでこなしている→持久力
低下→集中力低下→ねらいとしているパス&コントロールができないと悪循環になってしま
ったので、もっとこまめに休憩をいれた方が、このチームはよかったと反省しました。
 今月末にナショナルトレセンのシュミレーションで香川県に行くので、そこで修行してレベル
アップを図りたいと思います。

10月掲載-@

 10月13日にRKC杯の予選がありましたので、その時のことを書くことにしましょう。今回は、
6年生には全員スタメンで出てもらうことにしました。今までやってきたことをピッチ上で表現
することを要求しました。自分たちでポジションも決めらせ、勝ち負けについても自分たちで
こだわるように伝えました。勝ちたいのなら自らが頑張ればよいわけで、彼らに自立・責任
を持たす意味も込めてそのようにやってみました。何か丸投げして逃げているようにも感じ
ますが・・・・。
 バルサジュニアと対戦して、やはり自分たちで試合に臨むにあたり、モチベーションを上げる
ことができなかったため、相手からボールを奪う・プレッシャーをかけることが中途半端になっ
てしまった。相手に好きなように攻められ、簡単に2失点してしまいました。
 20分ハーフと長いので、(西村の中では20分は長く感じられる。審判していても、長いよ!
!といつも感じている。ただ集中力がないだけか?)焦らず問題点に気がつき改善できれば、
まだなんとかなると思い、ハーフタイムに選手たちに問題点を伝え、ピッチに送り出しました。
 前半より守備をしっかりすることや全員で攻撃する意識が出てきた。物足りなさはありまし
たが、彼らなりに考えてプレーをしているように感じました。
 2−2の引き分けまでもっていけたので、結果的にはよく頑張ったと思います。リーグ戦で
あったので、最低でも引き分けにすることが求められるので、負けなかったことは評価して
よいでしょう。
 できる能力はあるが、それをうまく自分たちでコントロールできないところが課題であると思
いました。
 この年代で、戦う気持ちを自分たちで引き出すのはとても難しいことではあるが、難しいこと
であるからこそ、彼らにやらせてみたかった。それで結果がでなかったとしても、私はそれで
OKだと考えています。これも指導者によって考え方が違うので、賛否両論に分かれるでしょ
う。少年期であるから、これは難しいと最初から避けてしまうのは、私は好きではない。
一度試してみて、駄目なら我々指導者ができるように工夫したらよいことであって、私は常に
チャレンジさせたい。皆さんでしたら、どうします?
 話は変わりますが、少年期に大事なサッカーのイメージを育てることを考えて、動画を追加
しましたので観てみてはどうでしょうか?

10月掲載-A

 いつもどこかに出没する西村は、今回春野町小中連合音楽会にお邪魔しました。毎年ある行事で
すが、初めて行ってみました。
 噂では東西両校が参加するので、野郎は隣の小学校生徒とケンカしたり、女子はあの男の子がカ
ッコいいなど、良し悪しありますが、交流の場となっているようです。(子どもたちの噂2005秋号より)
 春野町は来年から高知市に合併となり、この音楽会も今年の20回目をもって終了とのことです。
残念と思いきや、装いも新たに来年からは、高知市小中連合音楽会(仮名)と名を替えてスタート
する予定とのことです。残念そうに語っていた校長先生がそんなことを言うので、思わずコケてもうた
!! もう どんだけ〜!!
 今回は天使の歌声が聴こえるので、ぜひにと誘われ行ってみました。両校の合唱・合奏を聴かせて
もらい、心が洗われました。日ごろドス黒い社会環境で生活をしているもので、ワイドハイターに漬け
おき洗いしたように白くきれいにおかげさまでなりました。主婦にしかこの表現はわからないだろうか

 私も音楽会というか音楽コンクールに4年生の時に参加したことがあり、その時のことを思い出しまし
た。ことのきっかけは、隣組の担任が音楽担当だったので、4年が参加することになりました。なんて
単純なきっかけなんだろう?私はその厳しいレッスンに巻き込まれたのであります。日ごろからおっか
ねー先生で、担任が休みで自習!!悪ガキ西村が素直に自習するわけがない。わいわい仲間と騒
いでいたら、急に周りが静まり返り、振り返れば鬼ババのような隣の担任がマウント富士のようにそび
え立っているではないか!!西村も氷ついちまったよ。悪ガキどもはロープで束になったニラのように
縛られ一日を過ごす結果となりました。一番困ったのは便所に行くことでした。これ以上言うと下品に
なりますので以上。
話が脱線しましたが、そんな先生と不愉快な仲間たちで猛練習をして、美しい歌声をみなに披露した
ことを昨日のことのように、今も覚えています。
 自分がやっていた頃よりも、歌っている者がやや少なかったように思えます。お年頃だから恥ずかし
くて、人前で大きな声で歌えないでは、ちょいと悲しいです。歌とはなんぞや?音楽会とは何のため
にあるのかをもう少し理解させ取り組むと、もっと良いものになったのかな?これは私の個人的意見
ですが。
 それでも一生懸命歌う、練習の時とは違う一面を観らせて頂き、行ってよかったなと感じました。
来年行くかどうかは不明ですが・・・。

10月掲載-B

 10月27・28日に四国ナショナルトレセンU−12シュミレーションに参加しましたので、その時のことを
書きたいと思います。
 1日目は、30分程度講義を受け、4コマ実技を行いました。最近は、地域トレセンスタッフが主となり
ナショナルトレセンコーチがサポート役となり、地域トレセンスタッフのスキルアップを図っていたが、今
回は、ナショナルトレセンコーチが主となり、JFAアカデミーで行われていることを地域に発信しベクトル
を合わせることを目的に行われる。みなが共通理解し、関わり合いながらトレーニングを作り上げていく
形をとっていることが特徴である。
 4コマどれもハードワークで実技は大変でした。酸欠で頭が真っ白になり、オーガナイズを覚えるまで
辿りつきませんでした。
 午後の1発目の実技で、スライディングをして、シュートを止めに入ろうとしたら、左足つま先が芝に引っ
かかり、パキッと音鳴らしあらぬ方向に足関節が曲がった!! あまりの痛さに悲鳴を挙げ、のた打ち
回ってしまいました。最初は折れたかと思いましたが、腫れも少なく荷重ができたので、悪くてもヒビが
いっているくらいだろうと判断しました。
 その後はアイシングをして見学していました。そこに笑いながら宮本コーチが来て、本山コーチが実技
前に芝を縛ってトラップを仕掛けていたぞ!と言ってきました。こんな時でも、痛んでいる人を和ませる
力を持っているところは、さすがと思いました。ほめるところがちょいと違いますが・・・・。「明日の指導実
践はどうするがな?」と宮本コーチが言うと、本山コーチが「お前がやるに決まってるだろう!」と答えま
した。宮本コーチに睨まれ「西村しばくぞ!!」と言われてしまった。「コーチングはするので私の杖にな
ってください」とお願いしたら、快くとまではいきませんが助けてくれました。
 指導実践では、コートのサイズ・マーカやコーンの位置・ゴールまでの距離と、非常に細かく設定しなく
てはなりません。それによってテーマとなっているものがぼやけてしまう恐れがあるので、設定し、実践
中でも、位置を変えることもします。これがなかなか大変!!
 まだ大変なのは、効果的なコーチングとデモンストレーションである。これがうまくできるとできないに
よって、トレーニングの効果が半減してしまうことがある。うまくいくと、選手たちのモチベーションがぐっと
あがり、より良いものになります。
 よく皆さんがトレセンメニューを取り入れて、トレーニングをされることがありますが、注意する点はそこ
にあります。非常に考えられたメニューでよさそうに思っても、目的に応じた効果的なコーチングをする
スキルがないと、選手たちに獲得させたいものが半減する恐れがあるのです。まったくマイナスではない
のですが、効果的なトレーニングにならないので、実践される方は注意が必要です。
 今回指導実践をして感じたことは、結構シンプルなメニューでもウォーミングアップで失敗すると、トレー
ニング1・2、ゲームで引き出したいキーファクターが出てこなくて、トレーニング効果が半減してしまうこと
だ。これは本当に難しいと感じました。本番で成功できるよう自チームで実践したいと思います。
 追伸、病院へ受診し、骨折は認められなかったのでほっとしました。靭帯が伸びてしまっているので、
一時は走ることやデモをすることができません。四国トレセンスタッフや自チームに迷惑をかける結果
となりました。この場を借りてお詫び申し上げます。

10月掲載-C

 先週末のRKC杯決勝リーグお疲れ様でした。残念ながら中学年・高学年とも、決勝トーナメント
まで駒を運ぶことができませんでした。
 しかし、この大会で思った結果は残せなかったが、日ごろのトレーニングの成果は少なからずも
出ていたと思います。結果を残すことも一つ大事なことではあるが、やろうとしていることが1つで
も2つでも試合で出せたことは非常にすばらしいことです。
 6年生はこの大会で最後と決まり文句のように、どこのクラブでも言われているようだが(言って
ないチームはごめんなさい)、これで死ぬわけでもないし、これからもサッカーを続けていくだろう
し、サッカーをする中での一つの小さな通過点でしかない。最終的にJリーガーになるのか?一般
で趣味としてやるサッカー愛好者になろうが、この年代でやったことが、実となり花となれば、それ
でよいのではと私は考えます。
 ブラジルでは、そこら辺にいるおっちゃんが小石でリフティングを器用にしたり、ドリブル・フェイン
トがうまい。日本ではありえない!これが文化であると感じる。日本のサッカー人口は確かに増え
ているが、そこら辺のおっちゃんみんながサッカーできるか?といったら難しいだろう。では、なぜ
?ブラジルのおっちゃんたちは、テクニシャンなのだろう?それは文化としてサッカーが国民に浸
透しているからである。「遊ぶといったらサッカーでしょう!」こんな感じ。サッカーできなかったら
仲間を増やせないくらい、サッカーが遊びの代表として君臨している。だからそこら辺のおっちゃん
が器用にボールを扱える。
 日本にも器用にボールを扱えるおっちゃんが増えると、日本のサッカーのレベルも自然に上が
ると私は考える。
 今回はおっちゃんについてメスを入れてみました。RKC杯のことについて話そうとしたのがいつ
の間にやら、おっちゃんの話に変わってしまったが、教え子たちが、サッカーテクニックのある素
敵なおっちゃんになってくれたら、それで西村は満足です。

11月掲載-@

 久しぶりの出来事更新しますが、みなさま風邪を引かずお元気であったでしょうか?このコーナー
はあまりに更新しないので、もう終わってしまったと思った方もおられたのでは?色々な出来事はあ
りましたが、ここ最近なんかパソコンに向かって書こうと言う思いならず今日に至っています。
 サンプラザトレセン大会では、5・6年ともにいまひとつ判断することができないことを感じました。サ
イズやそこそこの技術はあるけれど、観ることができていないので判断が低下してしまい、簡単にボ
ールを失う場面が多く観られた。日ごろのトレセンのトレーニングだけでは、観るという能力を上げる
ことは難しい。選手が意識して繰り返しやらなければ自然に観るというレベルにはならない。もっと観
ることの必要性をこの地域に伝えなければと感じました。指導者も周りを観ろ!!とコーチングしてい
る場面は見られるが、どこをどのタイミングで観ることが良いのか?までの指導力が備わっていない
ように感じます。
 指導者講習会に行っても、参加するメンバーは大抵いっしょ。なんか悲しいです。指導者1人1人
指導方法は違うにしても、この年代・高知県の課題を理解して頂かないと、いざ県外に行ったり、次
のカテゴリーに進んだときに、能力が備わっていないために次のことが教えられない、先に進めない
という現象が起こってきてしまいます。
 12月の県トレセンスタッフ研修で、U−13・14の選手を使ってでの指導実践をやらせてもらったが、
先ほどのほうに、U−12年代でやらないといけないことが指導実践中の現象として出てきた。ナショナ
ルトレセンコーチの今泉さんにもアドバイスを受けたが、「U−11・12年代の指導者でもその上のカテゴ
リーの指導ができないといけないよ」と言われました。その年代ごとの課題はあるが、その課題を克服
する、技術を獲得するためには、目の前の現象を改善するためにトレーニングする方法と、逆算しなが
ら一つ前のカテゴリーで準備的なトレーニングをしていかないといけないということだ。
 今回は指導者批判的なものにとらわれてしまいそうだが、私自身がトレセンコーチとして地域に情報
発信ができていないことが、トレセン大会での結果であったのではと反省しています。
 
12月掲載-A
12月21日(金)〜24日(月)までナショナルトレセン四国U-12へ参加して来ましたので、その時のこと
について書きたいと思います。
 前回も書いたと思いますが、今回はJFAアカデミーで行われていることを各地域に発信することが目的
のため、ナショナルトレセンコーチが主となりトレーニングを行いました。ここ最近は地域スタッフの指導
力向上のため、地域スタッフが主となり、ナショナルトレセンコーチがサポートしてくれていました。
 今回発信したい部分は、今までのような個人だけにフォーカスするのではなく、個人を生かすために
周りがどう関わっていったら、より個人の選択肢が増えるかというところであろう。そのために、トレーニン
グは、技術・判断(観る)・持久力にバランスよく働きかけるような内容で、ポゼッション〜ゴールへ向かう
のテーマで行った。
 今回このような形をとったため、本当にお手伝いの部分が多く、地域スタッフ西村の緊張はプッツリ切れ
てしまい、いろいろなことをやらかしました。内容は明かしませんが、宮本コーチから「西村、あれは言わ
れんぞ」と笑いながらお叱りを受けました。
 AチームのGKコーチとして参加しましたが、Aチームの選手たちはおもしろいやつが多かったのか?他の
チームに比べても雰囲気はとてもよかったし、言われたことを理解しトレーニングから最終日のゲームま
でにすばらいし改善をとげることができました。ナショナルトレセンコーチの和泉さんが、どのような言葉で
選手たちに伝えているのか、シンクロ・フリーズコーチングをかけているのか、間近に観ることができ勉強
になりましたし、各地域スタッフのコーチングやトレーニングも観らせてもらい参考になりました。
 最後に記念撮影をしましたが、残念ながら肖像権がJFAにあるため、許可なくHP上に掲載することがで
きません。皆さんにも見せたかったのに・・・・。高速での写真は掲載しましたので見てください。
 スタッフとの挨拶を済ませ、高知へ帰る途中高知道大渋滞!!ピクリとも車が進まず、初めて高速道路
に降りて休憩しました。宮本コーチはアスファルトの色と同化していました。山本コーチ、本人にはチクらな
いでね。山本コーチとなんでこんなに進まないだろう?高速にサンタスロースでも降りたのだろうか?と話
していたら、渋滞の原因がサンタのプレゼントではなく、トラックからのプレゼント(落下物)であった。こん
なプレゼントはいらないよ。
 
最後になりましたが、本年1年みなさまに観て頂きありがとうございました。来年がみなさまにとってよい
年でありますように。 

12月掲載-B

新年明けましておめでとうございます。本年も引き続きご愛好賜りますようよろしくお願いします。

 先週末からナショナルトレセン四国U-12に参加して、帰ってきたら仕事は溜まっているし、年賀
状はまったく書いていない、どうにかしようと思っていたら、トレセン参加選手の評価表を書いてほ
しいとメールはやってくる。なにから手を付けてよいのかわからない状態で、HP更新をする気力は
ほぼ0%でした。年賀状も昨日まで書いていたので、元旦に届くことはないでしょう。遅れて届いた
方はすみません。
 この歳になったら、正月だからといって特別わくわくすることもなく、ただダラダラ朝から酒を飲ん
でいるだけで面白くない。誰かお年玉でもくれればモチベーションが上がるのだが、こんなオッサン
に新年早々銭をくれる温かい気持ち方は世界を探してもいないだろう・・・・。
 温泉にも行こうかなと思ったが、昨日からの雪のため奥地にある温泉に行くのは、チョイト無謀か
な?スタットレスタイヤも履かずして、身動き取れなくなったときに人気の少ない山奥で誰が助けて
くれるでしょうか?
 愚痴っぽくなってしまってすみません。1月は遠征や朝日杯支部予選があるのでそれに向けて
選手たちとトレーニングに励みたいと思います。応援よろしく!!

1月掲載-@

 久しぶりの更新になりますが、みなさんお元気でしょうか?巷ではインフルエンザ&ノロウィルス
が流行っていますので、うがい手洗いをしっかりしてください。特に感染源は人が集まる場所です。
そう学校が一番危ないのです。学校から持ち帰ったウィルスを家に知らぬ間に撒き散らし、家族
にまで感染しちゃう。お母さんに「もっと良いもの持って帰って来い」と怒られないよう気をつけまし
ょう。朝日杯も近いのでベストコンディションで臨めるように体調管理もしっかりできる選手になっ
て頂けたらと思います。2年前は主力選手がインフルエンザに感染し、良いパフォーマンスができ
ず、優勝を逃した経験がありました。今振り返っても残念でなりません・・・・・。
 2月2日(土)に朝日杯高吾支部予選順位決定リーグがあります。(長くてごめん) 私が指揮を
執るつもりでしたが、残念!! スポーツ少年団認定員養成講座受講のため欠席です。まあ順位
を決めるだけなので、どうでもよいと言えばどうでもよいことである。県大会でどこのチームと対戦
しようが「そんなの関係ね〜!」(小島よしお調 ちょいと古いか?)。負けたときは負けたとき考え
次に活かせばよいこと。一喜一憂している暇はない。
 そのスポーツ少年団認定養成講座受講にあたり、事前自習が必要であり、テキストとワーク
ブックを読んで勉強していますが、いかんせん頭に活字が入らない。大学卒業してからまともに勉
強してなかったので、頭が軽石になってしまい、知識を記憶にとどめておくことが困難。昔は乾いた
スポンジのように吸収できたのに、私のゴールデンエイジはとっくに過ぎてしまっていたのでありま
した。
 テキストの中にスポーツとは何か?書いてみてくださいとありましたが、いきなりスポーツとは何
か?と言われても、うまく字に書いてまとめことが難しい。あなたは言えますが?
 他にも指導者とは何か?との問いもあり、選手を教え導くのではなく、あくまでサポート役である。
Players Firstという言葉をよくサッカーでは使いますが、まさにそのことについてたくさんのことが書
かれてある。分かっていることなんだけど、実際できているかと言われるとできていないところが
よくある。選手たちのトライを認めなかったり、彼らを勇気づけるコーチングができていないと反省
するよい機会となりました。
 やはり指導者として、振り返ることや学ぶことをやめてはいけない。学ぶことをやめたときは指導
者を辞めるときだと、つくづく痛感しました。西村も指導者を辞める日も近いのかも・・・・・。(嘘)

1月掲載-A

めでたくHPアクセス数10000件達成しました。いつも観てくださる皆様に感謝します。

 2月9・10日に近県トレセン地区対抗戦に参加しましたので、その時に感じたことについていくつか
述べたいと思います。
 高知県は中央支部トレセンと高吾支部トレセンが参加しました。ゲームでの感想は、自チームでは
通用する技術・戦術がまったくもって通用しなかったことを選手たちが感じたこと。個々の技術にも差
が高吾支部の選手にはあり、また観る・判断することが劣っていました。ボール保持者が選択肢を持
ったプレーもできていませんでしたし、逆に仲間が選択肢を与えてあげるような動き・声掛けができな
いため、簡単に相手に奪われる場面が目立ちました。
 相手のプレッシャーに慌ててしまい、簡単にクリアする、また相手のボールとなり、主導権を握られ
っぱなしで、完全に守る一方の試合が多かったです。
どんなに苦しい場面でもボールさえ奪われなければ、攻撃のチャンスはあるのに、苦し紛れのクリア
してしまう。
この年代からも、ボールを簡単に相手に渡さないこと(ボールポゼッション)としっかりやっていくべき
ではと思う。最初のうちは相手のプレッシングに負けてしまうが、技術さえ上がれば、プレッシングを
回避してゴールへボールを運ぶことも可能である。
 どうしても危ない場面は大きく蹴ってしまいがちだが、結局そのボールがマイボールにならなければ、
また攻撃される。0点に守りきることは可能かも知れないが、攻撃することができない。陣地を挽回する
ためにクリアすることもあるが、次のようにスキルの高い相手と戦って行くことを考えると、一度ボール
を奪われたらなかなか奪い返すことは容易ではない。陣地を挽回させたり、ディフェンスを立て直すこ
とは可能かもしれないが、主導権は相手にあるため、またディフェンスを崩されることも予想される。
相手ボールを一生懸命みんなで奪いに行き、ボールが捕れたときには攻撃をするパワーが残ってい
ない。
 今のレベルでは、クリアしたボールをマイボールにすることが簡単だが、レベルが上がれば上がる
ほど、そのようなことばかりしているようでは勝てないだろう。育成で大事なことは、今ではなく選手た
ちの未来を考えて指導をしていかないといけないことだ。そういうところは、私を含めて他の指導者に
も考えていただきたいし、トレーニングでもぜひフォーカスしてほしいところです。
 持久力については、8人制ということもあり運動量を必要とするが、日ごろ持久力に働きかけていない
のか、開始5分で足が止まる選手もいた。少年言えども、そのくらいで足が止まるようではまずいでしょ
う?日ごろのトレーニングでもハードワークを取り入れる必要があります。
 生活面では、人の話があまり聴けない・一つ一つの行動が遅い・自分の身の回りのことが自分でで
きない・ホテルで晩まで騒ぎ迷惑をかける・しっかり食事が摂れない・サンダルで移動するなど、ちびっ
子ギャングなところがたくさんありました。
 トレセンでの遠征が初めての選手が多かったので、仕方がないところもありますが、この経験を生か
して、次の遠征のときは、マナーも身についた選手になっていただきたいと思います。
 今回は批判めいた文面となりすみません。

2月掲載-@

今日は久しぶりに有給休暇を行使し、家で半日ゴロゴロしていました。土日はサッカーでつぶれて
しまい、純粋に体を休める日は1年に指で数えるくらいしかありません。仕事に追われていたのもあ
り、いつ有休を使ってやろうかとねらっていました。職場には明日は何があっても私を呼ばないでね
と念を押しておきました。そうしないと結構遠慮なく呼び出す輩がいますので・・・・。
 午後からは自室のデスクが物であふれかえっていたので片付けをしました。サッカーの指導者を
していると、大会要項やメンバー表、トレセンスタッフなら研修資料や指導案もありますので、デスク
中がプリントでいっぱい!!それを穴開けパンチで穴を開けファイルに閉じたり、必要なさそうな書類
はシュレッダーにかけてからゴミ袋に詰めました。どうしても個人情報が入った書類が多いので気を
使います。こんなことをしていたら2時間くらいがあっという間に過ぎてしまいます。
 後は外出してカー用品を眺めたり、スポーツ店に行き店員さんとおしゃべりしたり、カーディーラーに
行き試乗してみたりと、特に目的もなく過ごしました。帰りに某チームの練習にお邪魔して、選手たち
とズッキューンな話をしておりました。かまってくれた選手たちに感謝!?
 明日から2日間、四国トレセンスタッフ研修会があり、今回は運営スタッフとして参加します。また、
勉強して選手たちに還元したいと思います。

2月掲載-A

先週の土日は爆弾低気圧で、日本列島は大荒れでしたね。土曜日午前のトレーニングは強風の
ため、ボールを使ったトレーニングが思うように進まなかったので、ゲームに切り替えましたが、それ
でも砂ほこりが立ち上り、周りを観ることすら許してもらえず、途中からコーディネーションやコミュニ
ケーションを取り入れたゲームをしました。なかなか
ズッキューンな内容で面白かったです。
 午後から四国トレセンU-12 スタッフ研修会がありまして、そちらの運営スタッフとして参加しました。
行って私の顔を見るなり、みんな笑顔で「よく来た」と温かく迎えてくれました。なんかおかしいな?と
思ったら案の定、午後からはスタッフのみの実技で、私が増えることにより休める人が増えるという
ことで、みんな歓迎してくれたのだと気が付きました。午後からも選手を使っての指導実践と思って
いた西村が甘かった。
 実技は、昨年12月に行ったナショナルトレセンU-12の内容ですが、私は、やる内容を知りながら
ミスを連発!!宮本コーチからは、「西村〜無駄な動きが多過ぎるんだ。俺とポジションがかぶるだ
ろうが!! あっちに行け!!」とお叱りを受けました。いつものことだけど・・・・正直凹むわ。
 私よりも年配の方にも抜かれまくったりどうしようもなかったです。日ごろからトレーニングをする必
要があると痛感しましたし、自分の技術の低さにこれまた凹みました。
 今年の1月からナショナルトレセン四国チーフコーチが今泉さんから西村さんに代わりました。西村
さんは、ガンバ大阪やセレッソ大阪で活躍されていた方で、J1の監督・GMやユース年代の日本代
表監督もされた方です。そのような方なので、どのようなサッカー観を持っているのか?非常に興味
がありました。
 川村コーチは、「お前も同じ苗字だから、ミスったときに呼び捨てで突っ込みづらくなったよ。全力で
やってミスするなよ」と言われ、一番ミスって迷惑を皆さんにお掛けしました。すみません(ペコリ)
 夕方のレクチャーでは、良い指導者なくして良い選手は育たない。そのためにU-12年代の四国
の指導者が協力し合い、日の丸を付けれる選手を育てようという内容でした。四国は環境的にJ1チ
ームがなかったり、サッカー人口そのものが少なかったり、環境面でも遅れをとっているが、それを
言い訳にしてはいけない。底辺の底上げなくしては、日本サッカー協会が掲げている2015年の約束
・2050年の約束は果たせない。(この約束は日本サッカー協会HPにも載っているのでぜひ見てくだ
さい) 四国の指導者が一丸となって行っていきましょうというお話でした。日本サッカー協会も本気
モードに入っていることが分かります。JFAニュースを見て感じた方もおられるのでは?
 日曜日は、各県地域トレセンスタッフの指導実践を観たり、いっしょに参加させてもらいました。各
スタッフのアイディアもあり、勉強になりました。非常にリフレッシュさせて頂きました。ありがとうござ
います。
 今週末から朝日杯県大会リーグ戦が始まります。選手とともに一生懸命戦おうと思いますので、
応援よろしく!

3月掲載-@